第1回船橋市・ヘイワード市 姉妹都市オンライン交流
実施日 | 2021年01月16日 |
---|---|
ゲスト | グレラー・しおり さん |
役職 | イーストベイ校 日本語講師 |
基調講演テーマ | 姉妹都市交流とイーストベイ校 |
船橋市とヘイワード市の姉妹都市オンライン交流会が1月16日(土)にZoomを利用して行われた。主催は船橋ヘイワード姉妹都市委員会。
船橋市から 毎年留学生を送っている カリフォルニア州立大学イーストベイ校の日本語講師グレラーしおり先生をゲストに迎えて 基調の講演があった。
学校の概要とクラスの内容や留学生とのエピソードを紹介して、参加者との質疑応答を通して友好を深めた。
両市の姉妹都市提携は1986年に始まり、今年は35周年を迎える。
相互訪問を継続して実施しており、今年は 船橋市からヘイワード市へ市民使節団が訪問する予定であった。
コロナ禍の拡大により訪問を延期したが、今回 新しいオンラインの形での交流がZoomによって 実現したものである。
イーストベイ校の紹介はZoomの共有機能を使っておこなった。
大学は学生数が1万4千人程で、内アジア人22%、ラテン系37%、留学生も5%ほどもいるという多様な民族が通う学校です。
日本語学科には初級(1)(2)、中級(1)(2)、上級の講座があり、英語で学ぶ日本文学や、アニメを通じて学ぶ日本文化、日本の民話と日本文化 などの講座を持っていて、学生の多くは 日本の食べものやアニメに強い興味・関心をもっています。
日本に来てそれらを楽しみたいという夢を持っている人も多いとのこと。
コロナ禍の中で学生はZoomを使ったオンラインの授業も併用して受けているが、パソコンを持ってない学生もいて、学校側でパソコンやWi-Fi環境を貸出している。
アルバイトのために時間が取れずに補習のオンライン授業に参加できない学生もいたとの話で苦労がしのばれます。
参加者からは、「しおり先生の講演がわかりやすくてヘイワードの様子がわかって参考になった」、「新しい形の交流会は素晴らしかった。コロナ禍が治まっても、積極的に オンラインを併用しながら交流会を続けることも有効な選択肢になる」など感謝の声が多くあった。
(蛇足情報)
2017年にはヘイワード市よりの使節団にヘイワード市モロー高校の生徒も参加しました。
(船橋市国際交流協会設立30周年の記念行事に浜町公民館にて素晴らしい演奏を披露してくれました)