国際理解セミナー~デンマーク王国
イベントデータ(※イベントは終了しています)
日時 | 2024/01/30 |
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会場 | 船橋市勤労市民センター 船橋市本町4-19-6 JR船橋駅から徒歩6分、京成船橋駅より徒歩4分 |
定員 | 250人 |
参加費 | 無料(事前申し込みをお願いします) |
使用言語 | 日本語通訳付き |
テーマ | デンマーク王国の文化と歴史等を紹介します。 |
講師 | 駐日デンマーク王国大使館 次席公使 マヤソフィー・ファゴー様 |
申込み方法 | 国際交流協会事務局へ メール又はFAXにて申し込みをお願いします。 E-mail: firaoffice@gmail.com FAX 047-436-2089 (FAXフォームはチラシの通りです) |
募集期間 | 1月1日から、定員になり次第締め切ります。 |
担当者 | FIRA |
イベント報告
担当:FIRA
1月30日(火)船橋市民勤労センター(船橋市本町4-19-6)で船橋市国際交流協会主催の第16回国際理解セミナー「デンマーク王国」が開催された。
国際交流協会会長嘉規洋さんは、国際理解セミナーは2012年に開始した時から毎回各国の大使級の方を招いて自国の歴史や文化などを
紹介して頂き、外国の歴史文化など見識を深めている。デンマーク王国は船橋市の姉妹都市オーデンセ市を有し、童話作家アンデルセンの
生誕の地でもあり、長く友好の関係を続けている。長年の関係者の努力に感謝を述べた。
ゲスト講師である、駐日デンマーク王国大使館次席公使マヤソフィー・ブアゴー様は2023年8月に駐日デンマーク王国大使館次席公使として
着任した。
デンマークは、日本から8700㎞、人口は580万人で東京都の半分、国土面積は43,000㎢(フェロー諸島・グリーンランドを除く)、
主な産業はエネルギー、生命科学、農業などです。
原油生産量が西欧で3位と多い。風車生産は世界トップクラスで、洋上風力発電タービンの80%がデンマーク製と言われている。
酪農や花、野菜の温室栽培も盛んで、福祉施設が充実していることでも有名です。
2017年には日本・デンマーク王国の外交関係樹立150周年の記念の行事が行われ、多くの団体組織で交流が行われた。
世界的に最も長い歴史を持つ日本の皇室・デンマーク王室(第1位、第2位)は互いに尊敬と敬意をもって良好な関係を続けている。
船橋市長松戸徹様は新年早々の能登半島地震に触れて、お見舞いと被災者への支援を再度呼びかけた。船橋市から災害派遣医療チーム
(DMAT )3チームを派遣するなど協力を続けている。一日も早く笑顔が戻るように支援を続けたいと。姉妹都市の交流事業についても、
デンマーク王国大使がたびたび船橋市を訪れ、アンデルセン公園の活動にも協力してくれていることに感謝を述べた。
日本語スピーチをしたアレクサンダーさんは、小さな時から環境の変化が怖かったと話す。早くから日本に興味を持ち、日本語を勉強していたが、
3週間の短期滞在の留学を経て、ITキャリア支援金の制度で昨年日本に来た。
日本の人との触れ合い、会話や食事、仕事をする中で大きな変化を受け入れることで、考え方が大きく広がり、豊かな人生を満喫中だと喜んだ。
特にデンマークの人は食事の内容よりも、一緒に食事をするという行為を大切にする習慣があると言う。
アンデルセンはデンマークでも人気者ですかとの質問には、世界的な童話作家として尊敬され非常によく知られている。
大人になると子どもに話を受け継いでゆくと。
留学経験者や大学で体操を実践している学生によって、デンマーク体操ショーが演じられた。世界の3大体操に数えられていて、
農村青年の体位向上のために考案されたものだと言う。徒手体操を中心にして 姿勢を矯正し、柔軟性を高め、律動的な運動といいます。
映像ではヨガとラジオ体操をミックスしたように見えます。
体操の内容は年代とともに進化して、1930年頃は、呼吸法が中心、1920~2000年頃は息の合った全体体操、現在は格好良くて、
切れが良い若者の体操になっています。
体操ショーも美しく、ダイナミックで来場者を大いに楽しましてくれました。