春の訪れ 桃の節句で知られるひな祭りは、新暦3月3日頃を中心に行われます。
女児の成長を願うもので、古代中国から伝わったものですが、日本で独特の祭りに育ったものです。
ひな祭の当日は、祝いの膳を囲んで、家族や親族で祝います。
白酒や草餅、菱(ひし)餅、雛あられなどを供えて、ちらし寿司と蛤(ハマグリ)のお吸い物を
いただくのが定番です。
コロナ他で 地域の祭りや伝統の風習の多くが中断されましたが、だんだんと復活しているのは
うれしいですね。
世界のどの国においても、子どもの成長は明日の活力です。みんなで見守りたいものです。
旧暦3月上旬の巳(み)の日=上巳(じょうし)の日に祝ってきたこの祭りですが、古代中国では
上巳は邪気にみまわれやすい忌み日とされて、河で身を清めて不浄を祓う習慣がありました。
これが日本に伝わり、紙で作った人形にけがれを託して川に流す風習が生まれました。
船橋市でも各所でおひな様が飾られますが、千葉県では、”かつうらビッグひな祭り”が有名です。
毎年2月下旬から3月3日まで開催されて、期間中は市内がひな人形一色に彩られてとても華やかです。
遠見岬神社の階段雛が話題になり報道されますが、今では日本各地で大量のお雛様を持ち寄り、
階段飾りする文化の走りとなりました。
同じ都市名の、徳島県阿波勝浦市にも全国から送り届けられた 万単位のお雛さまが
飾りたてられて、街はひな飾り一色になります。
春はすぐそこまできました。ひな飾りのイラストを描いて動かしてみました。
稚拙ですがお楽しみ下さい。
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