船橋市国際交流協会 Funabashi International Relations Association
  • 協会とは
  • 入会案内
  • メールマガジン
  • お問い合わせ・アクセス
  • Language

イベント情報event

国際理解セミナー~ウズベキスタン共和国を開催します。

イベントデータ(※イベントは終了しています)

 

日時

11月19日(火)

会場

船橋市勤労市民センター(船橋市本町4-19-6)

JR船橋駅から徒歩6分、京成船橋駅より徒歩4分

定員

250人

参加費

無料(事前申し込み)

使用言語

日本語

講師

駐日ウズベキスタン共和国特命全権大使 ムクシンクジャ・アブドゥウラモノフ様

申込み方法

国際交流協会事務局へ メール又はFAXにて申し込みをお願いします。

      E-mail:  firaoffice@gmail.com

      FAX 047-436-2089  (FAXフォームはチラシの通りです)

 

 

募集期間

10月15日(火)から、定員になり次第締め切ります。

担当者

FIRA

イベント報告

講演する大使

講演する大使

  11月19日(火)夜、船橋市勤労市民センター(船橋市本町4-19-6)で船橋市国際交流協会主催の
国際理解セミナー「青の都 ウズベキスタン共和国」が開催された。
 ウズベキスタン共和国駐日全権大使 ムクシングジャ・アブドゥラフモノフ閣下と、
書記官 ナジロフ・ジキリロ様の講演でお国の紹介が進んだ。

 主催の国際交流協会 会長の嘉規洋さんは、ウズベキスタン共和国は、古来シルクロードの拠点であり
オアシスであると紹介した。
 農業国であること、おいしい野菜や果実があり、ドライフルーツのおいしさも紹介した。
又豊富な果物の内でザクロが人気で、陶磁器の絵付けや織物の図柄として良く用いられるとも。

 船橋市長 松戸徹さんは、国際情勢が不安定なこの時期に、静かな国際交流は非常に大切と
草の根の国際交流「のり子学級」を紹介した。
 建設機械メーカーに勤務だった大崎重勝さんご夫妻が日本語を教える私塾「NORIKO のりこ学級
in ウズベキスタン」を開設した。
この私塾から、同国と日本をつなぐ架け橋となる人材を多く輩出してきた。
日本にいた頃には良き隣人として生活してきたと、素敵な国際交流を実践している友人を懐かしく語った
 今も学校は活動を続けているが、無料の私塾の運営は厳しい状況だと。
素晴らしい日本語の私塾をサポートしてくれる人が増えるといいですね。

 ウズベキスタン共和国は、シルクロード文明の集積地であり、主要な基礎データは次のとおり。
人口は3.700万人。中央アジアの国でシルクロードの中ほどにある沙漠のオアシスのような国家である。
国土は日本の約1.2倍(44万9千平方キロメートル)。首都はタシケント。在留邦人は150人ほど。
在日の同国人は5,500人。宗教はイスラム教スンニ派。親日家が多くて、日本語を話す人も多い。
主要な産業は農業で綿花などの栽培。豊かな土壌と気候で育った果物や味の濃い野菜やドライフルーツも
自慢のひとつ。
 天然資源にも恵まれて、天然ガスやウラン、金などが豊富に産出される。

 首都タシケントには歴史的建造物ナヴォイ劇場がある。第2次世界大戦で捕虜となった日本人が
造ったもので、1940年に建設されて現在もバレー・オペラ用の劇場として使用されている。
ていねいに仕上げた強固な造りや 技術力が評価されて、日本人仕事の勤勉さと誠実さが見直された。
現在も親日家が多い理由ともなっている。

 人口の60%以上が30歳以下と言う、うらやましいほどに若々しい国です。
国民の年齢中心値は29歳。日本は49歳程とのデータもあります。

 日本との関係は非常によくて、留学など交流が盛んです。大使も日本への留学を経験していて
日本語が流暢、通訳なしでの講演になりました。

 紀元前2世紀頃から始まったシルクロードでの東西の交易、ウズベキスタンでも周辺に
多くの古代文明を持つ王国が出来て、古代の仏教文化も発展した。
 古い王国はその大部分がチンギス・ハーンによって滅ぼされ、年を経て生まれ変わった
ウズベキスタンが登場、発展する。

 シルクロードを中心とした世界遺産がたくさんあり、観光資源となっている。
伝統の工芸品にスザニがあります。遊牧民の女性が伝統の図柄を刺繍した布のことを言い、
丁寧に作られて、母親から娘に、そのまた娘に伝承される美しく貴重なものです。

 東西の文化が交わって発展した手作りの高級陶磁器も有名です。赤や青色の釉が多く使われます。
建物の外壁もタイルで装飾されたものが多数あります。

 美食はもう一つの自慢です。世界で最も多様でカラフルと言われる料理が味わえます。
美味しいピラフ、炭火で焼いたジューシーなラム肉や牛肉、タンドールケバブなど
グルメは限りなく語られます。

 ウズベキスタンからの留学生のスピーチがあった。
マムルジョノフ・ハサンさん(東洋大学交換留学生)とメフロジェ・サイフラエフさん
(東京外語大学留学生)の二人が話してくれました。

 二人とも日本にきて、人々が約束の時間をきちんと守る習慣や、交通機関の正確な運行に驚いたという。
治安の良さや美味しい食べ物があり、人々は優しくて暮らしやすい。
将来は大好きな日本との関係を続けられる職業に就きたいと夢を語った。

 講演の後、大使が質問に答えて、旅行者の安全警備にたくさんの人を配置して万全を期しているので、
女性一人の観光旅行も大丈夫ですと。

 又急激な経済成長を続けているが、インフラ整備は十分に配慮しながらバランスをとっているので、
不便はありません。
安心してウズベキスタンの良さを満喫する旅行に来て下さいと話した。。

 

当日の様子

  • 伝統楽器

  • FIRA嘉規会長

  • 船橋市松戸市長

  • 講演する大使

  • 講演するナジロフ書記官

  • ウズベキスタン料理

  • 青色の陶磁器

  • タイルに飾られた建物

  • 中央アジアの国に接するウズベキスタン

  • 自然に囲まれる

  • アート&クラフト

  • 駒崎万葉さんと司会の島崎さん

  • グルメ

  • 農産物ドライフルーツ

  • 留学生ハサンさん

  • 留学生サイフラエフさん

  • 講演を終えて

ページ上部へ

© 2022 船橋市国際交流協会