第5回 船橋市・ヘイワード市の姉妹都市オンライン交流会を開催しました
 船橋市とヘイワード市の姉妹都市交流を振り返って

 船橋市と米国ヘイワード市の、第5回姉妹都市バーチャル交流会を、
9月11日(土)ZOOMによるオンラインで開催した。

今回は姉妹都市35周年特別企画としてヘイワード市バーバラ・ハリデー市長と船橋市松戸徹市長の二人をゲ ストに迎えて 「私のヘイワード &私の船橋」 と題して、両市の紹介や姉妹都市交流での逸話や思い出を 語っていただきました。MCをいのりかえこさん、通訳はヘイワード市側 ハラタニ ミキさん、
船橋市側 中村 夕子さん が務めました。

参加は66人程、参加のツルモト・レイさんは94歳の誕生日とのこと。
長寿の記念日を元気で迎えておめでとうございます。両市の姉妹都市交流の礎を 作り固めてくれた レイさんと、(故)セツさんご夫妻の功績にこぞって感謝の声が上がりました。

 バーバラ ・ハリデイ市長は米国東海岸のデラウェア州の生まれ、大統領の バイデンさんも同じ州の生まれとか。1979年に米国西海岸に引っ越してきた。ヘイワード市の計画委員会で働き、マリー・ワシントン大学でジャーナリズム学を学んだ。鉄道会社(アムトラック社)で働いたこともあり、日本の新幹線を はじめとする鉄道の技術と運行のノウハウには関心が深く、 乗車して素晴らしさを実感している。ヘイワードでは、保険業務(医療関係)も経験した。

 2015年から、ヘイワード市では以前にもまして環境問題に注力している。 カリフォルニア州では近年山火事が増加し、その被害規模も巨大化している。 その原因の一つに温室効果ガスの増加がある。温暖化防止のためにプロジェクトを組み、消費エネルギーを削減し、不足している水の消費も抑える。家庭でも水の散水を押さえて、庭の水やりには再生水を使用するなど市民の温室効果ガスへの意識も高い。

 2016年からは低所得者への支援活動にも注力している。ヘイワード市はスタッフだけでなく、市民、低所得者や孤児、も一緒に参加して生活の改善を図っている。

 2017年大統領が変わって政策変更への不安もあったが、市民サービスの本質は変わらない。市民として認められてない人も、人種や年齢、性別など多くの条件にも対応して、生活できる複合的な都市をめざしています。

 2020年3月にはコロナ禍でヘイワード市も緊迫状態になりました。
市民の動揺を抑えるためにコールセンターを開設しました。

コロナ対応については 第4回オンライン交流会の報告も参考にして下さい。

 3月23日、市消防署の許可を得て、構内にコビットセンターを開設して、 感染の検査やワクチン接種の拠点とした。

 4月18日には市民やビジネスへの支援を始めた。ビジネスや生活支援のための当面の給付金には受給者の状態が大きく違うために、細かい心配りが必要でした。

 食料やマスクも配布しました。市職員のザックさんや多くのボランティアが 頑張ってくれました。長い列を作って取りに来たが、大きな混乱なく、処理できました。

 姉妹都市交流を通じて、若い人も活動に参加して大きな役割を果たしている。地元小学生も市庁舎の バーバラさんの席に来てくれて触れ合うこともあり、 楽しいひと時を過ごせると。

 ヘイワード市の歴史の中で、振り返ってみると よかったもの、残念なもの、間違った選択だったものなどいろいろある。一つを紹介します。ダウンタウンに、古い図書館があった。それを取り壊して、2021年9月にヘリテイジプラザを作った。

 ここには先の大戦の時の悲しい歴史が展示してある。1942年、ルーズベルト大統領の令で、西海岸に住んでいる日系人の全てが収容所に入れられました。 近くのワトキンス競馬場に集められて、ユタの強制収容所に連れてゆかれました。並んでバスに乗る収容者の持ち物はカバン一つ、大切なものすべてを置いていきました。1980年、トルーマン大統領はこの行動を謝罪しました。辛い出来事を忘れないために碑を作りました。

 バーバラ市長は言います。交流会で訪れた船橋市のアンデルセン公園は素晴らしい公園でした。管理も行き届いている。ヘイワードにそのまま持って帰りたいと思ったと。今も辛い出来事は出てきます。これを乗り超えて、姉妹都市交流を通じて、いい関係を続けてゆきたいと。


 船橋市松戸徹市長が 「私の船橋」の紹介です。

 今、船橋市というより日本全国が待ったなしの中で地球環境問題に取り組んでいます。もちろん船橋市も大きなテーマとして取り組んでいます。

 2015年末に船橋市ヘイワード市の姉妹都市30周年を祝いました。バーバラ市長他大勢の方に来船を頂き、アンデルセン公園に記念の植樹をしました。この時に植えたハナミズキの木が1mから2mに成長して、もうすぐ花をつけるようになります。

 船橋は東京から鉄道で25分の交通便利な地勢の地にあり、鉄道路線9路線、鉄道駅35駅を有する 世界に例をみない程に交通網の発達した環境にあります。人口は64万人を超えて、ボストンと同じ程の数の人が東京に通勤しています。

 産業は農業、漁業が盛んで 小松菜、ニンジン、梨他 多くのブランド農産物があります。
漁業では、古く200年前の 江戸時代には すでに将軍に新鮮な魚を
献上していたことが広く知られています。特に高級魚スズキが有名です。

 船橋市はスポーツ都市としても、活躍しています。今回の東京オリンピックの体操競技では、団体選手4人中、3人が船橋市由来の選手で構成されています。団体銀メダル他、個人では橋本選手の金メダル2個、萱選手の銀メダルと立派な成績も残しました。
 米国男子体操チームはオリンピックに備えて、船橋市で3回の合宿をしました。超一流の選手のトレーニングを見て、又交流もしてもらって地域の人たちはまたとない経験をしました。

 市もスポーツ振興として支援しています。プロバスケットの千葉ジェッツは
昨年度リーグ戦で日本一になりました。プロラグビーのクボタ・スピアーズも活躍しています。

 アマスポーツも市立船橋高校を中心に才能あるアスリートを輩出し続けています。

 音楽活動も盛んです。コロナ禍で活動の制限が続きますが、千人の音楽祭は、毎年、1000人の演奏者、2000人の聴衆を集める 大イベントに成長しました。ストリートミュージックは街角で演じる市民のミュージックイベントとして定着しました。

 良い音楽環境の中で、船橋市由来のプロ指揮者が8人も出ています。中でも 船橋吹奏楽団で学び、大きく羽ばたいて チェコ国立室内管弦楽団の指揮者として、国際的に活躍している武藤英明さんは、「平和の集い~ふなばし 2015年8月」 のイベントで講演と、船橋ジュニアオーケストラを指揮して 若者との交流を深めたりしてきました。

 コロナ禍で、活動を大きく制限されている中でも、活動は地道に続いています。「船橋シャッフル」として、合同で音楽を作ろうと、市内中学生が吹奏楽の練習を続けています。秋には、ビデオとして完成予定なので。完成したらヘイワードの友にも贈りますので、楽しみにして下さい。

友好都市の職員として、初めてヘイワード市に行った職員は松戸さんだったそうですよ。

ヘイワード市と船橋市は似たところが一杯あります。船橋市は渡り鳥の中継地です。ヘイワード市は多くの湿地を抱えています。ヘイワード市には環境学習館があり、船橋市には三番瀬学習館があって、湿地や海の学習が出来ます。

25周年のヘイワード訪問では、絆の大判寄せ書きをしました。心を打つ言葉が並んでいます。

 両市の商工会議所同士の交流も深くなり、姉妹会議所となりました。高校生も互いに交流を深めています。ヘイワード市からのホームステイ先になった家の子どもが、ヘイワードへ留学した例も出ています。友好を育み、長く続けてきた結果です。
ヘイワード→平和+道 って駄洒落でしょうか? 考えた人、ちょっと偉い。 


 今年12月には、次回 第6回のオンライン交流を予定しています。
30周年の親睦会時に、おやじバンドを率いた名演奏の 船橋市商工会議所
副会頭の小原智さんなど両市の多士済々のメンバー中心で開催準備です。

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ヘイワード市災害プロジェクトの
初動
d2 COVID-19対策先頭に立つ
バーバラ市長
d3 d4 姉妹都市提携5周年
d5 日系米人マーカー d6 記念植樹の松戸市長とバーバラ市長 d7 船橋市は暮らしやすい都市です d8船橋の名前の由来
d9スポーツ都市船橋 d10音楽のまち船橋 d11姉妹の両市は
共通点がたくさん
d12友好の原点ツルモト氏夫妻
d13草の根交流商工会議所 d14交流の文化体験 d15歴代市長が交流を支えて d16船橋をPRする松戸市長
 d17おやじバンドで親睦 d18アフターコロナもがんばろう  d19通訳ありがとう ミキさん  d20コーディネートと
MCのいのりさん 
       
       

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